三保地区(静岡市清水区)の子供たちの人数は 年々減少傾向にありますが、
昔とかわらず 子供たちは活発で、純粋な笑顔は 私たち大人の元気の源です。
そうした子供たちを地域の力で育てようと、三保地区では自治会をはじめとする地域団体の方々が、
三保の子のために、毎年 様々な体験学習や活動の場を提供してくださっています。
また、地域に開かれた学校運営を目指す三保第一小学校では、
保護者や地域住民参加型の行事が盛んに行われ、PTA活動も充実しています。
しかしながら、地域の高齢化による若手不足や、
学校行事・PTA行事では、母親を中心とした女性が活動を支えている という現状がありました。
そうした事態を目の当たりにし、「おやじ」として何かできることはないのか?
おやじが集まれば、もっと子供たちに幅広い活動の場を提供できるのではないか?
という想いのもと 数人の父親が結束し、
平成27年5月に「御穂ダディの会」を発足させました。
仕事や家族構成、家庭環境も人それぞれ違うから、関わり方もそれぞれ違うもの。
我が子だけでなく、三保の子どもたちのために、少しずつ「できること」 から取り組みます。
PTA行事、学校行事、地域行事のサポートを中心に、
おやじ同士の親睦を深め、輪を広げて、将来的には「三保にダディあり」という存在になれればと思っています。
初年度の活動は、常に手探り状態で、勢いと話し合いで何とか乗りこなした一年でしたが、
子どもたちの笑顔に触れ、メンバーの仲間と交流し、楽しさと充実感を味わうことができました。
同時に人数確保の難しさや、運営面の課題にも直面しました。
でもここは 「おやじのちから」 の見せ所です。
常にメンバー同士で意見を出し合い、最良の選択をしながら、
今後も子供と一緒に成長していきたいと考えています。